【100均】観葉植物の土隠しでおしゃれに!おすすめ商品と使い方

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観葉植物を部屋に置いてみたものの、鉢から見えるむき出しの土がどうも気になってしまう、と感じたことはありませんか。実はそのお悩み、簡単なひと工夫で解決できるかもしれません。

観葉植物の土を隠すだけで、お部屋のインテリアがぐっとおしゃれな印象に変わります。最近では、セリアやダイソーといった100円ショップで、この「土隠し」に使える便利なアイテムが豊富に揃っているのです。例えば、ナチュラルな雰囲気のココヤシファイバーは100均でも人気の素材ですし、ダイソーなどで手に入るバークチップもおすすめです。また、モダンなインテリアには100均の化粧石や、その他の様々な石も活用できます。さらに、麻布のような布を使って鉢全体を飾る方法もあります。

この記事では、「観葉植物の土隠しを100均で試したいけれど、何を選べばいいか分からない」「失敗や後悔をしたくない」というあなたのために、おすすめの商品やその使い方、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。

この記事でわかること

  • 100均で買える土隠しのメリット・デメリット
  • セリアやダイソーで手に入るおすすめ商品
  • 素材別の特徴とおしゃれな使い方
  • 土隠しをする際の注意点と失敗しないコツ

観葉植物の土隠しを100均アイテムでおしゃれに

観葉 植物 土 隠し 100 均

  • 土隠しで観葉植物をおしゃれにするメリット
  • どんな土隠しがおすすめ?素材の種類と特徴
  • 定番のココヤシファイバーは100均でも人気
  • バークチップは100均のダイソーでも買える
  • ナチュラルな雰囲気には石やくるみの殻も
  • 100均の化粧石でスタイリッシュな印象に

土隠しで観葉植物をおしゃれにするメリット

観葉植物の土を隠すこと、いわゆる「マルチング」には、見た目を良くする以外にも多くの利点があります。

最大のメリットは、やはりインテリア性が格段に向上することです。土が隠れるだけで生活感がなくなり、植物と鉢、そしてお部屋全体の雰囲気に統一感が生まれます。おしゃれなカフェやインテリアショップで、植物の根元がウッドチップや石で飾られているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

また、実用的なメリットも存在します。マルチング材が土の表面を覆うことで、水分が蒸発しにくくなり、土の乾燥を防ぐ効果が期待できます。これにより、水やりの頻度を少し減らすことができ、管理が楽になります。特に冬場は、土の温度変化を緩やかにして根を寒さから守る保温効果も見込めます。さらに、水やりをした際の土の跳ね返りを防ぎ、鉢周りを清潔に保つことができるのも嬉しい点です。

一方で、土の状態が見えにくくなるという側面もあります。このため、水やりのタイミングを掴むのが少し難しくなる点は、注意が必要と考えられます。

どんな土隠しがおすすめ?素材の種類と特徴

観葉植物の土隠し(マルチング)に使える素材には、様々な種類があります。それぞれに見た目の印象や特性が異なるため、ご自身の好みやお部屋のインテリア、植物の種類に合わせて選ぶことが大切です。

100円ショップなどで手軽に購入できる代表的な素材としては、ココヤシファイバー、バークチップ、化粧石などが挙げられます。これらはどれも扱いやすく、初心者の方にもおすすめです。

それぞれの特徴を理解し、最適なものを選べるように、以下の表に主要なマルチング材の情報をまとめました。

素材の種類 見た目の特徴 メリット デメリット・注意点
ココヤシファイバー ナチュラル、リゾート感 軽量で扱いやすい、通気性と保水性が高い 繊維クズが出やすい、土の乾きが分かりにくい
バークチップ ナチュラル、温かみ 防虫・消臭効果、土壌改良効果、香りが良い 徐々に分解されるため補充が必要、カビの可能性
化粧石・玉石 スタイリッシュ、モダン、清潔感 見た目が美しい、重さで安定する、通気性が良い 水やりのタイミングが掴みにくい、石が汚れやすい
くるみの殻 個性的、ナチュラル 風通しが良い、丈夫で長持ちする 入手しにくい場合がある、見た目の好みが分かれる
布・ジュート材 ナチュラル、統一感 鉢ごとカバーできる、インテリア性が高い 水やり時に外す必要がある、湿気によるカビ

このように、素材ごとに長所と短所があります。例えば、乾燥を好む植物には通気性の良い化粧石を、湿度を保ちたい植物には保水性の高いココヤシファイバーを選ぶなど、植物の性質を考慮するのも一つの方法です。

定番のココヤシファイバーは100均でも人気

定番のココヤシファイバーは100均でも人気

観葉植物の土隠しとして、ココヤシファイバーは非常に人気があり、定番のアイテムと言えます。ヤシの実の繊維から作られた天然素材で、ナチュラルで温かみのある雰囲気を演出してくれます。

この素材が選ばれる大きな理由は、その手軽さと機能性にあります。軽量で柔らかいため、植物の根元に合わせて形を整えやすく、誰でも簡単に鉢を装飾できます。また、繊維が絡み合っているため、通気性と保水性のバランスが良いのも特徴です。土の急な乾燥を防ぎつつ、空気の通り道も確保してくれます。

セリアなどの100円ショップでも「ココナッツファイバー」や「パームマット」といった名称で販売されており、手軽に試すことができます。使用する際は、袋から出して軽くほぐし、ふんわりと土の上に乗せるだけです。

ただし、いくつか注意点もあります。一つは、細かな繊維クズが出やすいことです。作業する際は、新聞紙などを敷いておくと後片付けが楽になります。もう一つの注意点は、保湿性が高いがゆえに、常に湿った状態が続くとカビや虫の発生源になる可能性があることです。水やり後は、鉢全体の風通しを良くするよう心がけるのが、上手に使うための鍵となります。

バークチップは100均のダイソーでも買える

バークチップは100均のダイソーでも買える

ナチュラルな雰囲気を好む方に特におすすめなのが、樹皮を砕いて作られたバークチップやウッドチップです。木の温もりが感じられ、どんなインテリアにも自然に馴染みます。

バークチップの利点は、見た目だけではありません。ヒノキやスギといった木材から作られたものには、「フィトンチッド」という成分が含まれており、これが害虫を寄せ付けにくくしたり、気になる臭いを抑えたりする効果を持つとされています。ペットを飼っているご家庭などでは、消臭効果を期待して利用されることもあります。

ダイソーやセリアといった100円ショップでも手軽に購入でき、観葉植物の土隠しとして広く利用されています。天然素材であるため、時間が経つと微生物によってゆっくりと分解され、最終的には土の養分となります。このため、古くなったチップの処理に困ることがないのも魅力です。

注意点として、この分解作用は永久ではないため、効果は約2~3ヶ月、見た目の維持を考えると1~2年で新しいものに交換したり、補充したりする必要があります。また、湿気が多い環境ではカビが発生することもあるため、風通しの良い場所での使用が望ましいです。

ナチュラルな雰囲気には石やくるみの殻も

バークチップやココヤシファイバー以外にも、個性的な土隠しの素材は存在します。例えば、化粧石ではない自然な風合いの石や、くるみの殻なども面白い選択肢です。

自然石の魅力と使い方

川や海岸で見かけるような丸みを帯びた石は、和風のインテリアや盆栽などに合わせると、趣のある雰囲気を演出できます。白や黒だけでなく、様々な色が混じった五色石などもあり、鉢の中を小さな庭のように見立てて楽しむことも可能です。石は通気性が良く、土が蒸れにくいという利点がありますが、一方で重量があるため、小さな鉢植えに使いすぎると持ち運びが大変になることもあります。

くるみの殻のユニークな活用法

あまり馴染みがないかもしれませんが、くるみの殻も優れたマルチング材になります。天然素材ならではのナチュラルな見た目はもちろん、殻が持つ空洞のおかげで重なり合っても隙間ができ、非常に風通しが良いのが特徴です。植物の株元が蒸れるのを防ぎたい場合に適しています。また、作りが丈夫で長持ちするのも利点です。ウッドチップとは一味違った、個性的で可愛らしい雰囲気を演出したい場合に試してみてはいかがでしょうか。

100均の化粧石でスタイリッシュな印象に

お部屋をモダンで洗練された雰囲気にしたい場合、100均でも手に入る化粧石が最適です。無機質な質感が植物のグリーンを際立たせ、空間全体に清潔感と高級感を与えてくれます。

化粧石は、白や黒、グレーといったモノトーンの色合いが多く、すっきりとしたミニマリスト的なインテリアと非常に相性が良いです。土が完全に見えなくなることで、生活感が一掃され、まるでオブジェのように植物を飾ることができます。和室に白い化粧石を敷き詰めれば、枯山水のような静謐な雰囲気を楽しむこともできるでしょう。

メリットは、見た目の美しさだけではありません。石であるためカビや腐敗の心配がなく、長期間にわたってきれいな状態を保つことができます。また、適度な重さがあるため、風で飛ばされたり、水やりで流されたりしにくいのも特徴です。

しかし、デメリットも存在します。前述の通り、最大の注意点は、土の乾き具合が非常に分かりにくいことです。石の表面が乾いていても、中の土はまだ湿っていることが多いため、見た目だけで水やりをすると根腐れの原因になりかねません。指で石を少しどかして、直接土を触って湿り気を確認する習慣をつけることが大切です。

観葉植物の土隠しに使える100均グッズと注意点

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  • 鉢をおおう布やジュートを使ったアイデア
  • 麻布を使ってナチュラル感を演出する方法
  • セリアで手に入る便利なガーデニング用品
  • 品揃え豊富なダイソーの園芸コーナー
  • まとめ:観葉植物の土隠しは100均から試そう

鉢をおおう布やジュートを使ったアイデア

土の上を覆うだけでなく、鉢そのものを布でカバーするという方法もあります。これは、プラスチックの味気ない鉢を手軽におしゃれに変身させることができる、非常に効果的なアイデアです。

ジュート(麻の一種)で作られた布は、特に人気があります。耐久性や通気性に優れており、観葉植物との相性も抜群です。使い方は簡単で、布を鉢の高さより少し大きめにカットし、鉢全体を包み込むようにして紐やリボンで結ぶだけです。これだけで、買ってきたままの鉢が、温かみのあるインテリアアイテムに早変わりします。

この方法の利点は、複数の異なる鉢を使っている場合でも、同じ布でカバーすることでお部屋に統一感を出せる点です。土の表面も一緒に隠したい場合は、布の端を内側に折り込んで土の上を覆うようにセッティングします。

ただし、水やりをする際には注意が必要です。布を濡らしてしまうと、湿気がこもってカビの原因になったり、鉢が乾きにくくなったりします。そのため、水やりの際は一度布を外すか、土が完全に乾くまで布をめくっておくなどの工夫が求められます。

麻布を使ってナチュラル感を演出する方法

前述のジュートと同様に、麻布もまた、観葉植物をナチュラルに飾るための優れたアイテムです。コーヒー豆の袋などに使われるざっくりとした質感が、素朴で優しい雰囲気を醸し出します。

麻布は、鉢をすっぽりと覆う鉢カバーとして使うのが一般的です。鉢の大きさに合わせて布を裁断し、くしゅっとしたラフな感じで包み、麻ひもで軽く結ぶだけで、こなれた印象になります。アンティークやカントリー調のインテリアによく合います。

また、土の上に直接敷くという使い方もあります。円形にカットした麻布を株元に敷けば、それだけで土を隠し、乾燥を防ぐことができます。

麻布を利用する上での注意点としては、繊維が細かく、やや落ちやすいことが挙げられます。飾る場所によっては、下に細かいクズが溜まることがあるかもしれません。また、これも布製品全般に言えることですが、湿気には注意が必要です。水やりで濡れたまま放置しないようにし、風通しを保つことが、長くきれいに使うためのポイントとなります。

セリアで手に入る便利なガーデニング用品

100円ショップのセリアは、おしゃれでデザイン性の高いガーデニング用品が見つかることで知られています。観葉植物の土隠しに使えるアイテムも、実用的なものから декораティブなものまで幅広く揃っています。

特に人気なのが、記事の冒頭でも触れた「ココナッツファイバー」です。少量から試せるサイズで販売されているため、初めてマルチングに挑戦する方にはぴったりです。ふんわりとした質感が、どんな植物も優しい印象に変えてくれます。

また、少し変わったアイテムとして「檜ウッドペレット」も注目されています。これは本来、猫砂などに使われるものですが、檜の持つ防虫・消臭効果から、土隠し兼コバエ対策として利用する人もいます。水を吸収すると粉末状に崩れるという特徴があるため、使用感は他のマルチング材と異なりますが、檜の良い香りが楽しめるという利点もあります。

セリアの商品はデザインの入れ替わりが比較的早いため、訪れるたびに新しい発見があるかもしれません。こまめに店舗をチェックしてみるのがおすすめです。

品揃え豊富なダイソーの園芸コーナー

一方、ダイソーは園芸用品の品揃えが非常に豊富で、基本的なアイテムから少し専門的なものまで、幅広いニーズに応えてくれます。土隠しに関しても、多様な選択肢が見つかります。

定番の「バークチップ」は、サイズや容量のバリエーションがあり、飾りたい鉢の大きさに合わせて選ぶことができます。木の自然な風合いは、どんな植物にも合わせやすいでしょう。

また、「ガーデンマルチングデコレーション」といった名称で、様々な色の化粧石も販売されています。白や黒のシンプルなものから、カラフルなガラス石まであり、インテリアのアクセントとして楽しめます。

最近では、ダイソーから生まれた新業態「Standard Products(スタンダードプロダクツ)」も話題です。こちらは300円を中心とした価格帯ですが、シンプルで質の良い日用品が揃っており、園芸関連のアイテムも取り扱っています。お近くに店舗があれば、そちらを覗いてみるのも良いかもしれません。ダイソーは、実用性を重視して土隠しのアイテムを選びたい場合に、特に頼りになる存在です。

まとめ:観葉植物の土隠しは100均から試そう

 

  • 観葉植物の土隠しはマルチングとも呼ばれる
  • 主な目的は見た目の向上と土の乾燥防止である
  • 100均のアイテムを使えば手軽に始められる
  • セリアやダイソーには様々な種類の土隠しがある
  • ココヤシファイバーはナチュラルな雰囲気に最適
  • バークチップは消臭や防虫効果も期待できる
  • 化粧石はモダンでスタイリッシュな空間に合う
  • くるみの殻は個性的で風通しが良いのが特徴
  • 布や麻布で鉢ごとカバーするアイデアもおしゃれ
  • マルチングのメリットは保湿や土の跳ね返り防止
  • デメリットは土の乾き具合が見えにくくなること
  • 水やりは土の表面ではなく中の湿り気を確認する
  • カビや害虫を防ぐため風通しを良くすることが大切
  • バークチップなどの天然素材は時間とともに土に還る
  • 部屋のインテリアや植物の特性に合わせて素材を選ぶのが鍵となる
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